雲雀丘学園小学校

雲雀丘学園小学校 理科授業見学レポート (2012年11月21日)


兵庫県にある「雲雀丘学園小学校」で5年生理科の授業を見学して参りましたので、ご報告したします。

雲雀丘学園小学校のホームページはこちらをご覧くださ

 

い。

雲雀丘学園小学校

5年生の「燃焼の実験」を見学しました。
理科専科の岸本教諭です。TT授業でした。

雲雀丘学園小学校

この授業の課題は、「ものが燃えるには、空気が必要な事を確かめよう。」です。
実験に先立ち、あらかじめ先生方が実験した映像を見て、重要ポイントを確認しました。

雲雀丘学園小学校
緑色のものは粘土で、空気の出入りを調整します。
ろうそくに火をつけて理科室の電気を消し、火をつけた線香の煙の動きを観察しました。
線香の煙の動きで空気の動きを知るのが実験の目的です。
生徒の様子を見ていますと、実験になれている手つきでしたね。落ち着いて、実験出来ていました。


雲 雀丘学園小学校には低学年理科室と高学用理科室がありました。これは珍しいですね。他校では見たことがありません。でも、確かに低学年と高学年では実験使 用する器具も異なりますし、実験の難易度も大きく異なりますから、別々の部屋で丁寧に指導していく方が良いかもしれませんね。この5年生さんたちも、低学 年からの実験体験の積み重ねがあって、こうして落ち着いた実験ができるようになったのでしょう。

 

雲雀丘学園小学校

                         5年生の「ひばりタイム」 百ます計算中

雲雀丘学園小学校では、今年度から授業前と昼休みに「ひば りタイム」と銘打った短時間学習の時間を設けて、朝の「ひばりタイム」では「100マス計算」を実施しているそうです。同学年は全クラス同じ百ます計算プ リントをしているので、各クラスの学習定着度が明らかになるそうです。クラスといえば、雲雀丘学園小学校は4クラスあるのですが、クラス名は「雪」、 「星」、「月」と、「虹」でした。どこかで聞いたようなことのある名前なので、石田校長先生にもしかして・・・・とお聞きしてみますと、やはり、宝塚にち なんでの命名だそうです。そして、「虹」は3クラスから4クラスに増やした時に児童や保護者の希望で決まったそうです。

雲雀丘学園小学校

目標は3分以内で百ます計算を完成することです。スタートの合図とともに始めて、出来上がれば黒板の時計を見て、自分でタイムを書きとめます。皆さん、真剣でした。
1~2年生は、昼の「ひばりタイム」に「サントレ(サイエンティフィック・トレーニング)」を行っていて、俳句や短歌、名句・名言などの美しい日本語に触れながら、語彙を広げ心を豊かに育てる取り組みを行っているそうです。

雲雀丘学園小学校

4年 雲雀タイムの中の「瞑想タイム」中
放送でピアノ音楽が流れているあいだ、全校一斉に瞑想します。
百ます計算、瞑想タイム等、脳を活性化させてから、一日の授業に取り組みます。